本番を終えてから2週間経とうとしてますが、ちょっとずつ書いていきます。
初日朝はまず奏者約500人と合唱団約50人の椅子などのセッティングです。扇形に並べるのですが、この数なのでいろいろ手惑いながらで2時間半程かかりました。
そして午後からリハーサル。それまでは地域ごとに練習だったので、ここで初めて500人規模での合奏となりました。指揮や奏者どうしが遠いので、タイムラグが発生しがちになります。前回(2015年)の時は800人かつ最後列だったのでそれよりは弾きやすかったですが(笑) あと福島の高校生合唱団の歌やPAで返される音などとの感触を掴みました。
この高校生達の合唱がまた素晴らしかった！
こういうこと書くと冷めるかもしれませんが、自分は日本の合唱曲って苦手なんです…。学校での合唱って嫌な思い出が多く、また音楽として清らかすぎるように思えて、クラシック曲での欧米人の合唱で感じる凄みとは方向性が違うものと思っていました。それが今回、純粋無垢な歌に弾いてて涙が出そうになりました。今まで聴いた少年少女合唱の中で、一番心揺さぶられた歌声でした。
・ふくしまチェロ・コンサート
https://2023fukushima800cellos.com/
