弦楽器製作家 飯田裕氏のメモリアルコンサートに知人奏者二人が乗るとのことで聴きに行きました。コントラバス以外が飯田さん製作ということで音質も統一感あるように感じました。クリアで発音が良い印象。また生前のエピソードが紹介され、情熱的な人だったんだなぁと。私は飯田さんのことはよく知らず、関わったことは無いと思っていたのですが、よくよく考えたらメールでメッセージを交わした可能性があることを思い出しました…。 約20年前の大学・大学院時代、就職に悩んでいた時、すでに弦楽器職人への道も模索していました。そこで調べたら山梨の樅楓舎が弟子募集をしており、ただ年齢が23歳までだったかで超えてしまっていたんです。でもメールで相談してみたら代表、つまり飯田さんだと思われる方から返信があり、「何か人生の参考になるお話しもできるかもしれないから一度見学に来てはみませんか」との内容だったことを覚えています。ただ当時お金も時間も心の余裕も全く無かったのと、就職先が決まりつつあったので、感謝しつつもまずは会社員として働いてみるということで見学は断ってしまいました。今思うと、後からでも伺ってみれば良かったなと。かなり前のことなのでメール探ってみても見つからずですが、どこかにはバックアップ取ってたはず…。 コンサートには沢山のお客さんがおり、慕われてた人なんだなぁと。飯田さんみたいにオケができる数を製作するのは無理にせよ、各弦楽器作って合奏ができたら幸せだろうなぁと思いました。 Continue reading

8月26日、トラウム・ズィンフォニカーの東京公演本番でした。 札幌公演とはメンバーも多少異なり、また違ったニュアンスで演奏できました。エキストラで協力いただいた方々、ご来場いただいた方々、誠にありがとうございました。 両公演とも小中学生も参加しており頑張ってました(特に児童合唱部分もあるので)。 去年秋から練習が始まり、長期間今回の曲に取り組めて良かったです。カルミナ・ブラーナは妙に魅力のある曲で全く飽きませんでした。中世ドイツの詩を題材にした1936年の作品ですが、古さを感じない不朽の名曲だと思います。 トラウム・ズィンフォニカーhttps://traume.grupo.jp/ Continue reading

午後のキャラバンは喜多方市にある大和川酒造でした。かつて酒蔵として使われていた部屋が響きが良く、よくコンサートやレコーディングにも使われているとのことで。心地良く弾けました。お客さんの中には会津磐梯山の演奏で踊ってる方も😊こちらの演奏の段取り、いろいろグダグダにはなってしまいましたが^^;、これもある意味リバーサルオーケストラみたいな雰囲気を味わえたということで(笑) 知人からは酒に音楽聴かすと醸造が促されて美味しくなると言うしね！と言われたので、これで少し味にも貢献したのかもしれない🍶 こちらの酒造、創業が寛政二年（1790年）とのことで歴史があり、内部は神聖な雰囲気です。時間が限られてしまってお酒の試飲や購入ができなかったのは残念。また来てみたいです。 ということで、即席で集まったメンバーで準備時間もあまり無い中だったのですがうまくまとまって三箇所で演奏できてとても楽しかったです！ ・大和川酒造http://www.yauemon.co.jp/ Continue reading

本番が終わった次の日、キャラバンとして福島県内を7チームに分かれてアンサンブル演奏する企画にも参加しました（僕は喜多方ルート）。 午前は喜多方市の松山小学校と塩川中学校でした。移動中のバス内で段取りを決めて、さんぽ（となりのトトロ）の合唱、チェロや指揮の体験コーナー、質問タイムなども設けて、それぞれ子供達の反応が良くて楽しかったです😊 僕は田舎育ちだったので、中高生の時に弦楽器に興味を持ってもCDでしか聴く機会が無かったんです。せいぜい吹奏楽部のコントラバスくらい。大学に入って初めて聴いたチェロの生音と振動はCDと全然違って、その驚きと感動は今でも鮮明に覚えています。ここにいた子供達の中にも興味を持ってくれた子がいたら嬉しいなぁと。 Continue reading