弦楽器製作家 飯田裕氏のメモリアルコンサートに知人奏者二人が乗るとのことで聴きに行きました。
コントラバス以外が飯田さん製作ということで音質も統一感あるように感じました。クリアで発音が良い印象。
また生前のエピソードが紹介され、情熱的な人だったんだなぁと。
私は飯田さんのことはよく知らず、関わったことは無いと思っていたのですが、よくよく考えたらメールでメッセージを交わした可能性があることを思い出しました…。
約20年前の大学・大学院時代、就職に悩んでいた時、すでに弦楽器職人への道も模索していました。そこで調べたら山梨の樅楓舎が弟子募集をしており、ただ年齢が23歳までだったかで超えてしまっていたんです。でもメールで相談してみたら代表、つまり飯田さんだと思われる方から返信があり、「何か人生の参考になるお話しもできるかもしれないから一度見学に来てはみませんか」との内容だったことを覚えています。ただ当時お金も時間も心の余裕も全く無かったのと、就職先が決まりつつあったので、感謝しつつもまずは会社員として働いてみるということで見学は断ってしまいました。今思うと、後からでも伺ってみれば良かったなと。
かなり前のことなのでメール探ってみても見つからずですが、どこかにはバックアップ取ってたはず…。
コンサートには沢山のお客さんがおり、慕われてた人なんだなぁと。飯田さんみたいにオケができる数を製作するのは無理にせよ、各弦楽器作って合奏ができたら幸せだろうなぁと思いました。
