指板回りの続きです。
膠でチェロ本体に貼り付けました。ナット部分も事前に楽器に合うように加工していたものです。
数日後、無事くっついていたので指板側面をスクレーパーで削ってネックと段差が無くなるようにしました。
またナットは高さを整えたらテンプレートを当てて弦が通る溝位置に印を付け、ヤスリなどで溝を掘ります。
最後にフィンガーボードオイルを塗って艶を出しました。
あとサドル部はニスがべったり付いていたのでスクレーパーで剥がし取り、オイルを塗りました。
ちなみにこの黒檀を削ると細かい粒子の木屑が出て、吸い込み過ぎると肺に悪いと言われています。なので木屑は早めに掃除するなど留意はしました。
キットチェロの指板取り付けと弦の溝掘り
About Me
首都圏のクラシックオケ・サブカルオケなどに出没しているチェロ弾きです。
カーオーディオ・カーナビメーカーのエンジニア→ITエンジニア→ヴァイオリン・チェロ製作見習い→宇宙関係エンジニア。
I’m an amateur cellist. I play in orchestras in the metropolitan area. Apprentice violin and cello maker.