12月17日、岩手の釜石で演奏してきました。
釜石で1978年から続いてきた第九コンサートですが、今回が最後でした。
ベートーヴェン 交響曲第九番という曲は僕は弾くのは今回で5回目位だったのですが何度弾いても難しくて今回も苦戦したのですが、でも練習の度にちょっとずつ進歩はあって、本番では皆凄い集中力を発揮して熱演になったと思います。
地元や各地の演奏者も参加して、復興を願う「明日を」と「群青」という曲もじーんとする演奏でした。
また去年釜石で演奏した時の指揮者、山﨑さんもご病気ながら車椅子で登壇され、それもあって涙の出る終演でした。
私は岩手の二戸で育ちましたが、釜石までは電車でも車でも3時間位の距離なので、高校の時に家族旅行で1回行った程度で特別何か縁のある地域ではありませんでした。ただその時は釜石祭りを観たり、釜石大観音でのおみくじでは大吉が出てその後は良い一年になったりで、何か印象に残ってたんです。
今回、長年の縁が繋がってこの釜石の伝統イベントに貢献できて本当に良かったです。また釜石や岩手のどこかで弾ける機会ができればいいな。
当日は県内テレビ各局や新聞社も取材に来ていていろいろニュースは出ているのですが、その中からテレビいわてのニュース映像を。
・テレビいわてのニュース映像
https://news.tvi.jp/news1176wdwujuqhk7xwa2u.html