まずは製作するモデル選びから。ストラディバリウスやガルネリなど名器の実物大カタログから選びます。私はストラディバリウスのメシア(1716年)にしました。これを選んだのは、他のモデルの写真は実際の使用で摩耗しており正解が分からない感じがあるのですが、メシアはほぼ未使用のまま保管されているので製作当初の姿を保っているからです。
あとは今年メサイアを弾いたからというのもありますが(笑)
ちなみにメシアというのは後世に付けられた名で、ある楽器商が保有するこの楽器はなかなかお披露目されなかったので、皆待望しているのに決して現れない救世主(メシア)のようだと言われたためだとか。
この写真を原寸カラーコピーし、切り抜き、裏にコンパスを使って内側数mmのところに縁に沿った線を書きます。
そして塩ビ板にカーボン紙で線を書き写し、その線に沿ってカット。線は多少寄れもするので、先生曰く「惚れ惚れとする曲線」となるようにナイフやヤスリで仕上げました。これがテンプレートとなり、この形に沿って製作していくことになります。
ヴァイオリン製作初回(モデル選び)
About Me
首都圏のクラシックオケ・サブカルオケなどに出没しているチェロ弾きです。Vn・Pf🔰
カーオーディオ・カーナビメーカーのエンジニア→ITエンジニア→ヴァイオリン・チェロ製作見習い→宇宙関係エンジニア。
I’m an amateur cellist. I play in orchestras in the metropolitan area. Apprentice violin and cello maker.
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