元々付いてた駒はAubertの廉価版だったので、上のグレードの物に交換しました。
弦高に合った位置にテンプレートを当てて線を引き、削る
↓
厚さは傾斜を付けて削る
↓
足部分は大まかに削った後、楽器のカーブに合わせて削るための治具を取り付けて削る
↓
弦の溝空け
↓
内側の円弧等を削る
↓
E線の溝に保護用の革(パーチメント)を付ける
初めてのこの作業、うっかり薄くなりすぎて失敗。。良い駒だったのに(T_T)
2回目は失敗を教訓に慎重に作業。テンプレートもアルミ板で自作しました。
内側の円弧等を削るのは音の調整のためで、何回か音の変化を確認しながらやってみました。
加工するにつれ、音量がアップしたり、余韻が持続したり、重音やフラジオが鳴りやすくなったり、駒寄り・指板寄りで弾いても鳴りやすくなるのを実感。
もちろん、グレードが上がったので音色はよりクリアに。
カーブも若干変わり、隣の弦を擦ってしまうことが減り弾きやすくなりました。
奥が深い。
溝空けと内部円弧の削りは道具次第でもっとうまくできそう。
先生からはとりあえずOKいただきました。
ヴァイオリンセットアップ練習兼性能アップ② 駒加工
About Me
首都圏のクラシックオケ・サブカルオケなどに出没しているチェロ弾きです。Vn・Pf🔰
カーオーディオ・カーナビメーカーのエンジニア→ITエンジニア→ヴァイオリン・チェロ製作見習い→宇宙関係エンジニア。
I’m an amateur cellist. I play in orchestras in the metropolitan area. Apprentice violin and cello maker.
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